自分も数年前くらいまで気づかなかったんだけど、高校過ぎたあたりから概ね偏差値別に進路が分かれてくるので、結局似たような人間同士でコミュニティ作っちゃってる感じになる。
ただ、似た人間同士といってもドン引きするくらいのアホなやつ(四国って何?とかいう人)はいないってレベル。
大学の研究でどの動物のうんこが燃料として優れているかを研究することになり、最終的に自分のうんこをいかに燃料として優れているかを追求するという間違った世界へ行ったアホならいた。(これ食えば燃えるとかそんな方向)
脱線しました。
んで、外の人間と会う機会といったら合コンだったり社外の趣味の集まりだったり親戚の集まりだったりって話になるんだけど、そういう場になると
「学校の勉強なんかできなくても生きていける」
「勉強なんか社会に出ても何の役にも立たない」
とかいうこと平気で言っちゃう人もいる。
そりゃアンタがそういう世界で生きているからでしょうがとか思いつつ、こんな振り切れた意見久しく聞いてなかったなと懐かしさすら感じたので、世の学生が勘違いしないように
勉強ができることによるメリット
を書いてみようと思う。
ちなみに自分は学業優秀といった類の人間ではない。
ただ、中学、高校、大学と常に平均より上の成績ではあり続けた。
そんな視点からの意見です。
メリットその1_選択肢が広がる
世の中の仕事は頭を使う仕事ばかりです。
何らかのスキルを習得するということは間接的に1つの学問を修めることになります。
数学が理解できない人間に微分方程式の解を自動で求めるプログラムを作れといっても恐らく無理だし、
英語の基礎文法すら理解できない人間に英和通訳の仕事をさせようとしても無理。
従って、
基礎学力が高いことで、自分が仕事についた時に何らかの形で気づきとして活きてくる場面は多いと考えます。
また、成績が良いと進学先を選べる。
中学生なら、進学高校で普通科入ってさらに良い進学先狙ってもいいし、実業を学ぶために一足早く高専等に入ってもいい。
高校生なら好きな大学に行ける。(金銭的事情もあるがこれは後述)
大学生なら好きな会社に・・入れるかは分からないが学歴フィルターに引っかからないし優遇はされるので確率は高い。
メリットその2_金銭的なメリット
成績優秀であれば高校から大学にかけて授業料免除(親の年収要件もあるが)されたり、無利子での借金(奨学金という言い方はしたくないので)も可能。
また、極一部の人間だけだが返済義務のない奨学金を受けることもできる。
大学生になると家庭教師のバイトで稼ぐことも可能。
あんま長くは働けないけど、自分はコンビニ時給相場が700円の地域で
時給1850円+往復交通費(+おやつか夜ご飯付き)
という高待遇でのバイトができた。(小中学生にほぼ全教科と高校生に数学教えてた)
都市圏で一流の大学行ってたら時給4000円とか5000円とかそんなレベルで稼げるってどっかで記事見たこともある。
世界は広いのです。
余談だけどハイジ使ったCMしてる会社と漢字4文字の家庭教師斡旋会社はオススメしない。
メリットその3_世界が広がる
メリットその1とかぶるかもしれない。
これは学業を修めるという考え方とは別の話。
自分の勝手知ったる世界だけで一生過ごすのも人生ではあるけど、
世の中にあるいろいろなものごとを理解し、知ってその上に何が成り立っているかということを考えて生きてるほうが面白い。
というか得する場面が多い。
クレジットカードのポイント1つ取ってもそこそこ得できるような制度もあるんだから、
税金やら会社の仕事の仕方のこともちゃんと理解してれば結構な金銭的なメリットになるわけです。
まぁこういうのは学校で教わるものではないけど。
おわりに
学業成績が優秀という話と、勉強ができるという話がちょっと混じったけど、これらのデメリットはあんまりない。できると思われるのが嫌ならできないふりすればいいんだし。
とか言いながら自分は学生時代勉強が嫌いでしょうがなかった。
ほとんど意味不明な義務感だけで乗り切ってた。
特に目的が見えず興味も持てないジャンルだとなおさら嫌いになるもんだけど、個々の事情を差し置いても学業成績という1つの要素を簡単に評価できるのが学歴なので、そういう意味でも学歴フィルターはよくできた仕組みかもしれないと思った。
ちなみに学歴フィルターについては以下。
chococranky.hatenablog.com